歩行補助杖
身体のバランスをとり歩く動作をサポートします。また歩くことへの意欲も支援します。
歩行補助杖の対象介護度は要支援１・２要介護１～５の方が対象です。
主な取り扱い商品
多点杖
１つの握り手で、３、４本に分岐した床面に接地する脚を持っています。安定度が高く体重をかけても倒れないので、片手で身体を支えられる方に向いています。
ロフストランドクラッチ
肘の下に前腕を支持する“カフ”（前腕を通す「輪っか」）があり、手で握るグリップと２か所で身体を支えます。体重も分散しやすく、握力の弱い方や、手首に力が入りにくい方に適している
アームロフストランドクラッチ
杖が握れない方向けで肘で体重を支えます。
松葉杖
腕の力に加え、両脇が支えられるのでバランスがとりやすいです。片足に体重がかけられない場合や足の筋力が衰えた場合に使用します。
ポイント
【選び方のポイント】
①軽くて丈夫
杖が重かったり不安定な状態では、痛みや障害のある足を十分に補助することができません。軽くて丈夫な杖を選ぶことが大切です。
②身長に合った長さ
杖の長さは、使う人の身長に合わせて選びます。長さの合っていない杖は、使っていても安定性がなく非常に危険です。長さ調節できる杖がよいでしょう。目安の長さは肘を軽く曲げた高さにちょうど持ち手（グリップ）がくるものです。
③握りやすいグリップ（握る部分）
握りやすいものを選ぶことが重要です。大きめのものから小さめのものまであり、固さも様々ですので、実際に握ってみましょう。
④体の状態にあったタイプ選定
握力の弱い方はT字杖よりものロフストランド杖の方が無理なく使えます。体の状態によって、適した杖は様々です。
